宇宙白熱道場レポート〈大阪−7/21−〉

mori_yuji【テーマ講演】
森 有司氏
〔JAXA宇宙輸送ミッション本部基幹ロケット高度化プロジェクトチームファンクションマネージャ〕
 森さんが関わっているH-ⅡBロケットの打上げが、白熱道場当日に種子島宇宙センターにて行われました。その当日に、過去のH-ⅡBロケット打上げの一連の映像を、15年以上に渡りロケットの打上げ・開発に携わっているロケット専門家の森さんの解説つきで見られるという、稀有な機会に恵まれました。
「どこにでもいるサッカー少年だった」と自分の幼少期を振り返り、無鉄砲だと自覚しつつも、17歳から7年間のアメリカ留学を経験した森さん。その経験は、確実にJAXAでの仕事に活きているといいます。コミュニケーション能力はもちろん、多様な文化を持つ人々との触れ合いによって培われた国際感覚は、国際間での調整業務において重要なスキルになりえることを、身をもって示してくださいました。
明確な目標を設定し、現状環境における最大限の効果を吸収すること、「失敗した分・苦労した分成長できる!」と信じる勇気と、希望を持つことの大切さを教えていただきました。

mori_yuji【質疑応答】
Q. ロケット1機を打上げるのに、いくらかかるんですか?(男子生徒)

年間1,000億円のプロジェクト
 1機あたり100億です。非常に高価なので、失敗できないですね。日本の宇宙産業全体では、3000億くらいの税金があてられています。ロケット関係はその3分の1くらいを占めています。年に3機のロケットを打ち上げる計画ですね。

mori_yujiQ.UFOは存在すると思いますか?(男子生徒)

個人的には、いてほしい
 私個人としては、宇宙人はいてもいいと思います。むしろ、いてほしいです。この広い宇宙に地球人だけしか存在しないっていうのは寂しいし、そう考えた方が今後仕事をしていくにあたって、わくわくしますね。

Q.留学をアメリカに決めたきっかけは、先輩の体験談のほかにありますか?(女子生徒)

とにかく「世界を見てみたい!」と思った
 やはり先輩の話を聞いたことが一番大きなきっかけでした。それ以外だと、航空や宇宙に関して学びたいと考えたとき、日本の大学だと東大や京大くらいしかありませんでした。自分の偏差値では厳しかったのも正直ありますが、「世界を見てみたい!」「とにかく行ってみよう!」という感じだった。今考えてみると無鉄砲でしたね。

—ありがとうございました。


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