しっかり(思春期)

この夏はお友達が遊びに来てくれたという話をしましたが、自分の膝上くらいにしか目線がなかったくるんくるんのお目目の男の子が、見上げないといけないほどの背丈になって髪を長くしてヒッピーのようになっていたのには、驚きでした。「みんな髪を切れというんだ、おかしいって。おかしいと思う?」と娘に聞いたそうです。「自分がしっかりしてれば、それでイイんじゃない」と答えるとホッとした顔をしていたとか。日本の子もスイスの子も思春期なんだな、と可笑しくなりました。

ところで、昔、「しっかりしている」の仏訳に困った事があったので、「フランス語で『しっかりしてる』なんて何て言ったの?」と娘に聞きましたら、「Si tu te croyais bien(自分を信じているなら),tu pourrais pas te changer.とかだったかなぁ」 なるほど。日本語で逆訳してみると、「自分のこと信じてるなら、変えなくていいんじゃない?」。とっても偉そうなことを言っているように感じますが、その場面ではその訳がぴったり!同じ「しっかりしている」でも『名探偵ポワロ』の中では「equillibre(バランスが取れている)」を使っていたので、状況に合わせて、単語を選ばなければいけない「訳しにくい日本語」のカテゴリーに入るのでしょう。
しっかりしなきゃね(Il me faut bien etudier!)

Ma fille a guide une famille de son ami cet ete et elle m’a dit qu’ils s’etait bien contents de changer des idees si longtemps.
Et j’avais une question a faire:「Shikkari-siteiru(adjectif)」en japonais,comment tu dis en francais.Alors elle m’a repondu que “Si tu te croyais bien,tu pourrais pas te changer…”.Oui,bien sur que oui.Je ne pouvais pas trouver ce mot depuis longtemps,mais on pourrais pas directement traduire en francais,parce qu’il y a tant de significations dans ce mot 「Shikkarisiteiru(adjectif)」;bien grandi,sage,intelligent,equilibre,mature,mais pas parfait…Plutot on utilise ce mot en qualifiant les adolescent(e)s.Merci ma fille.
Il me faut bien etre “Shikkari”.

Anjou?Ange?

昨夜はアメリカから帰って来た親子をお迎えしました。
外でBBQをするはずだったのが、あまりにも暑くて、日が落ちるまで待って、水を撒いたりしてみましたが、とても無理。
結局、部屋の中でちびちび、ぐだぐだ。
On a accueilli nos ames qui reviennent des Etats-Unis.
La chaleur caniculaire m’a abandonne un barbercue aere…

聞けば、昨日は丑の日だったとか。ウナギ(Anguille)の代わりにアンジュ(Anjou)というクリームチーズのようなデザートを頂きました。
et on s’est regales jusqu’au excelent dessert,Anjou.

アンジュというからには「天使(Ange)」のことだろうと思っていたら、フランスのロワール河下流の地名「Anjou」が由来のお菓子だそう。
C’etait mon amie qui a fait soi-meme.

自由が丘プラチノにあったアンジュよりソースの色がきれいで、夏らしく酸味が効いていて、思わずうなってしまいました。
On adore cela.

暑くてけだるい時には、バタバタしないで楽しいことをゆっくり楽しむに限ります。Pour eviter ces chaleurs anomals,soyons raisonnable et s’amusons avec des amis pas genants.

クレームダンジュ(Creme d’Anjou)

http://www.sbs.com.au/food/recipe/95/Coeur-a-la-creme-d-anjou-with-raspberries/

Pas de chemin vers le bonheur.(幸せへ続く道はない)

苦を見て暮らすは愚かな事なり『葉隠』
Ce n’est pas la peine de vivre dans le monde que vous ne vous interessez pas.

娘にインタビューされました。国語の宿題だそうです。「あなたはこれからどうしたいですか?」
難しい質問です。「このまま自分のやりたい事続けて行きたい」って答えました。
Ma fille m’a interviewe comment je veux vivre dans le futur.Cela m’a donne le temps a reflechir.Ma reponse ; je veux juste continuer comme ca
「このまま自分のやりたい事やって、それが誰かの笑顔につながって、それが自分の原動力になって、またそれが新しいことを考える力になって、誰かの笑顔につながって…」そんなふうにグルグルグルグル人と関わって生きていけたら嬉しいなと。
Travailler avec le francais qui m’interesse .et mes clients sont contents.et cela m’a stimule de travailler.et mes clients sont contents…je veux juste continuer comme ca avec ma famille aussi.Elle est contente avec moi qui est toujours contente avec mes petits jobs.

近くの雑貨屋で見つけた絵ハガキがお気に入りです。「Il n’y a pas de chemin vers le bonheur.(幸せへ続く道はない)」c’est ecrit dans ma carte preferee.

その後がいいんです「Le bonheur,c’est le chemin!!(幸せ、それこそが道なんだ)」

小さい頃は幸せに続く道だと思ってかぶりついていた受験勉強ももっと楽しくやる方法があったんじゃないかと思っています。その頃の自分にこんな本も読ませたい、こんな音楽も聞かせたい、こんな話もしたい、こんな写真も見せたいと思ったりします。違う世界をのぞいて見せるには単語を覚えるより先に「知りたい」と思う気持ちをちょっとつつく方がよっぽど効果的。
Ce n’est pas la peine de vous adonner dans la fiche de vocabulaire.La curiosite donnera la chance d’avancer.

人間の一生は誠にわずかな事なり。好いた事をして暮らすべきなり。『葉隠』
Le temps file.Faut vivre dans le monde que vous vous interessez,parce que le gout engendre le progres.

カード(carte)

件のスイスドイツの友人夫婦、盆栽村で鋏やらワイヤーやらしこたま買って大喜び。
おはなのハサミに銘を打ってもらってもこんなにするだろうかというような値段のものを5本も6本も。チューリーッヒで買うと少なく見積もっても倍はするのだそうで、サンタからプレゼントをもらった子供のようにはしゃいでおりました。
Quand mon ami qui vient de l’Europe,a paye en carte de credit,les vendeurs lui a demande s’il est d’accord de payer d’un coup ou pas.

カードでお支払いの段になって、「1回払いでいいですか?」と聞かれて「どうして?」
リボルビング払いか一括払いかを聞かれること自体不思議なのです。
日本では必ず聞かれますが、カードで支払う時に自分の口座が支払う金額以下になっているなんてありえないこと。お金がなかったら、「人のお金を借りてまで買ったりしないよ。」
というのがあたりまえです。
Mon ami ne comprenait pas pourquoi il lui a demande de payer d’un coup ou le paiement partiel.

どうやら日本はアメリカナイズされて、手元にお金がないのに大きな買い物をすることの怖さを忘れているような気がしてなりません。
C’est vrai,c’est normal si on n’a pas de l’argent,on n’achete pas.Mais recemment les japonais,surtout les jeunes japonais preferent avoir tout de suite,meme s’il n’ont pas assez d’argent pour acheter.Le systeme “pratique”;le payment partiel,la carte de credit,le roulement,Internet-shopping…envahissent partout.Gardons-nous!

8000円のパン?!

先日南仏を旅行した人に「パンを買ったら80フラン(quatre-vingt francs)と言われました。驚きましたが、紙に書いてもらうとどうやら80サンチームのことのようでした。そんな言い方もあるんですか?」と尋ねられました。

「いやあ、そんなはずはないけどなあ」と思っていたら、その謎が解けました。
古い映画「Boulangerie de Monceau(1963)」を見ていたら、やはりサブレ(クッキーのようなもの)を買う時に「40フラン」とはっきり言っているではありませんか。4000円のクッキー???よく調べてみたら、フランスでは、1960年1月に100分の1のデノミが起こっているので、新フランに切り替わっても、旧フランで言う人がまだいたというわけです。
つまりは40サンチーム(0.40フラン)のこと。クッキー1枚40円。これなら妥当な値段だとうなずけます。

ちなみにwikipediaでは1990年までプロバンス地方では旧フランの呼び方を使う人がいると報告されていますので、南仏では今だにその名残があるのでしょう。どんなお店でどんなおばちゃんが言ったのか、何だか、大阪のおばちゃんが「大根一本ね、はい百万円!」と言っているような活気が想像されて楽しくなります。