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4回目の国際宇宙ステーション交信イベント

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2015年11月11日付中日新聞より 2015年11月、国際宇宙ステーションに長期滞在中の油井宇宙飛行士との交信イベントを企画・運営した。 これまで2011年の古川宇宙飛行士にはじまり、星出宇宙飛行士、若田宇宙飛行士と3回交信イベントを運営してきた。過去3回は主催が日本宇宙少年団だったが、今回は名古屋市科学館が主催。同館は全国ナンバーワンの集客数を誇り、ギネス認定の世界最大級プラネタリウム「ブラザーアース」がある。交信イベントはここをメイン会場として全国7カ所(名古屋、釧路、郡山、東京、伊丹、明石、倉敷)のプラネタリウムをウェブ会議システムで接続して開催した。 各会場の担当者の宇宙・天文に対する深い知識はもちろん、オリジナリティ豊かなプログラム、スムーズな進行、運営などのおかげで、とても充実した事業となった。また、これらを無事、行えたのは「ブラザーアース」のネーミングライツを持ち、名古屋に拠点を置くグローバル企業、ブラザー工業株式会社の協力があればこそ。 7つの会場を接続したウェブ会議システムは、同社のOmniJoinというサービスを使わせていただいた。今回で2回目だが、安定した画像と音声、使いやすいメニューのおかげでスムーズな進行・運営を実現するには不可欠なシステムで、しかも専門の技術者からアドバイスも頂けるのでとても助かった。 年初、JAXAで国際宇宙ステーションとの交信イベントの公募が始まり、採択決定から本番実施まで、ほぼ1年がかりのイベントだった。その間、東京・名古屋間を8回往復、釧路から倉敷までの全会場のロケハンなど、事前準備はいつもながらに大変ではありつつも、また一つ、得難い経験をさせて頂いた。 当日はメイン会場から6会場と連絡を取りつつ、国際宇宙ステーションとの交信開始に向けて調整を進めていく。毎度のことながら、NASAの管制室と繋がる瞬間までの緊張、そして無重力空間にいる日本人宇宙飛行士の姿が眼前のスクリーンに映し出された瞬間の感動は言葉では表現できない。無事に終わった後の達成感やら感動やら、1年間の苦労が報われた思いがした。 (接続までの緊張の瞬間、ひたすら確認作業に追われる)